地方・移住・旅

農業×再エネ ウガンダで開発された画期的な電動三輪車

農作物の物流インフラが十分に整備されていないウガンダで、開発が進められているソーラー保管庫付き電動三輪車「フルーティ・サイクル」。収穫された農産物を新鮮なまま、安定して消費者へ届けられると期待が高まっている。

農作物を生産者から消費者に届けるための物流インフラが十分に整備されていないアフリカ東部ウガンダで、ソーラー保管庫付き電動三輪車「フルーティ・サイクル」の開発が進められている。

最大時速50kmで走行するこの電動三輪車は、100km圏内に300kgまでの農作物を運搬できるのが特徴。
荷台に装着可能な専用の保管庫にはソーラーパネルが備えられており、太陽光エネルギーを使って気化冷却システムを稼働させ、農作物の鮮度を保持する仕組みとなっている。

「フルーティ・サイクル」のような運搬用モビリティが普及することで、収穫されたより多くの農作物を安定的かつ効率的に消費者へと届けることが可能になる。

Fruity Cycle


text: Yukiko Matsuoka

AGRI JOURNAL vol.04(2017年夏号)より転載

関連記事

2017/11/27 | 地方・移住・旅, | 社会・環境

カンボジアで農業体験! 海外で価値観を広げよう!

アクセスランキング

  1. 初めての家庭菜園、ミントを育ててモヒートを作ろう
  2. 2050年は江戸時代?未来に生きるための農業の在り方。
  3. 自然の恵みを感じよう! 森の中で楽しく暮らすコツ
  4. 憧れの田舎暮らし! 移住体験ができる人気宿7選!
  5. 陸上養殖の搬送に最適! 「圧力用高密度ポリエチレン管」の強みとは?
  6. 全米が注目!最新農業都市モデル「アグリフッド」
  7. 領土問題の解決法!?「積極的平和」でピース実現!
  8. 半農半X――加藤登紀子とYaeの生き方
  9. 100人いれば100通りの意味「アグロエコロジー」って?
  10. ベランダでできるエディブルガーデンのはじめ方
SDGsTV 緑のgoo

雑誌

「EARTH JOURNAL」

vol.06 / ¥1000
2018.11.30 発売

お詫びと訂正