インドアガーデニングで手軽に野菜を自給自足しよう
2016/06/23
IKEAの水耕栽培キットは部屋の一角を家庭菜園へ変えられる。屋内の限られたスペースで野菜を育てることが可能だ。料理に使う野菜を手作りしちゃおう!
家庭菜園を始めたいと思いつつ、ハードルの高さを感じている人は多いはず。場所はどこにしよう? 土はどう作る? 肥料は? そんな悩みを解決してくれるのがIKEAの水耕栽培キットだ。
水耕栽培とは土を使わず水で植物を育てる方法。適切な肥料と照明を与えれば、普段食べている野菜はどれも育てることができる。スウェーデンの農業科学者とコラボレーションしたIKEA「KRYDDA/VÄXER」シリーズには、発芽から生育まで必要なものすべてが1つになっている。しかも年間を通して野菜を育てられるのだ。
同キットが優れているのは、誰でも育てられるシンプルさ。そして水耕栽培は高価なものが多い中、このキットは手頃な価格で購入できるということ。
まだ日本のIKEAでは発売されていないが、もし日本でも商品展開されたら、水耕栽培は今よりもっと広まりそう。野菜は買うものから育てるものへ。新しい風景を家庭内に吹き込んでくれそうだ。
苗を育てるための専用ボックスで発芽を待つ。
発芽したらLEDライトを備えた栽培プラントに植えかえる。
価格:水耕栽培キット(1段8ポット)58ポンド、種(3パック)1.50ポンド
文/加藤 亨延