食・農活

全米が注目!最新農業都市モデル「アグリフッド」

ご近所農家をご近所住民が応援しながら、新鮮な野菜や農風景を楽しめる住宅地「agrihood(アグリフッド)」が米国で注目されている。暮らすのは食や環境に関心がある人々。今回は、都市型生活者の新しい「農活」ムーブメントとして、そんなアグリフッドの中から注目の2例を紹介したい。

都市型アグリフッド
「The Cannery(ザ・カナリー)」

「The Cannery(ザ・カナリー)」は、都市型アグリフッドだ。デイビス市街地やカリフォルニア大学デイビス校まで自転車で約20分の近さ。
アグリフッドは既存農地を活用することが多いが、「The Cannery」はトマトの缶詰工場(cannery)を農地と宅地に戻した点がユニークで、都市農園を作るモデル手法としても注目されている。元は工場なので、理想的な土に戻すには土壌改良が必要となる。

そして、そんな土地で農業をするのは農地調達が困難な新規就農者たち。実は「The Cannery」はインキュベーションファーム(就農者育成農園)にもなっているのだ。

宅地開発をする「The New Home Company(NWHM)」は、農地をデイビス市に譲渡し、市が就農支援NPO「Center for Land-Based Learning(CLBL)」に貸す仕組みだ。

CLBLのプログラム卒業生は「The Cannery」で生産をしながら、地域住民を顧客にして成長することができる。住民は、その新鮮な食材を定期購入や農場拠点「The Barn」のファーマーズマーケットで購入でき、農場ツアー等のイベントで「農」に触れることもできる。

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2017年9月30日発行

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