エネ活・最新技術

道路をパネル化! ソーラーロードが実現間近!

アイダホ州在住のスコットとジュリー・ブルーソー夫妻は、地球温暖化に危機を感じてSolar Roadways社を設立、アスファルトの道路を太陽電池で覆う「ソーラーロード」の開発に取り組んだ。

既存の道路をソーラーロードに替えてゆくことを目指し、2009年には米国連邦運輸省高速道路局より試作品開発のための資金を獲得した。

出来上がった試作品は約113tもの重さに耐え、滅多なことでは傷が付くことはない。しかもただ発電するだけでなく、カーブ・土砂崩れなどの道路警告をLEDライトで路上に表示でき、組み込まれた発熱体で路上の雪・氷を融かすこともできる、実にスマートな道路だ。

もし全米3万k㎡以上におよぶ道路をすべてソーラーロードに替えることができれば、全米の電力消費量の3倍にあたるエネルギーを太陽光発電で賄い、地球温暖化対策に大きく貢献することができる。

03-640480

太陽電池をカバーする頑丈なガラスを持つ ブルーソー夫妻


Solar Roadways
http://www.solarroadways.com/intro.shtml


※「SOLAR JOURNAL」Vol.11 より転載

関連記事

アクセスランキング

  1. 初めての家庭菜園、ミントを育ててモヒートを作ろう
  2. 2050年は江戸時代?未来に生きるための農業の在り方。
  3. 憧れの田舎暮らし! 移住体験ができる人気宿7選!
  4. 全米が注目!最新農業都市モデル「アグリフッド」
  5. 連続テレビ小説「ひよっこ」有村架純、もう1つの顔
  6. 2050年までに電力自給率100%! 檮原町の課題は?
  7. 100人いれば100通りの意味「アグロエコロジー」って?
  8. 自然の恵みを感じよう! 森の中で楽しく暮らすコツ
  9. あの有名店シェフ2人が、新プロジェクトを始動!?
  10. スマホでマルシェ!? 食のお買い物がおもしろい!
SDGsTV 緑のgoo

雑誌

「EARTH JOURNAL」

vol.06 / ¥1000
2018.11.30 発売

お詫びと訂正