食・農活

納得! オーガニックマルシェの魅力と楽しむヒント

気にはなっても遠目で見ているだけでは何も始まらない。そこでマルシェの魅力と楽しむヒントをマルシェを主催する株式会社QUEEN.T戸田麻紀さん、ビオマルシェライフアンバサダーでインナービューティアドバイザーのmachiさんに聞いた。

人参一本のつもりが人参一杯
になることも(笑)

週末を中心に全国各地の公園や広場、商店街などで開催されるマルシェ。「なんかやってるなぁ」「楽しそうだなぁ」と思っても最初は気後れするもの。そもそも多くの人が楽しそうに集まっているマルシェの魅力って何なのだろう?

主催者の立場からマルシェの魅力を教えてくれるのは戸田さん。「生産者さんや店舗の方の想いを聞けたり話しながら自分の欲しいものを直接選べることです。生産者さんは想いを伝えたいですし納得して買ってもらえることを求めているんです。また上映会やトークショーといった、さまざまな企画があるのも魅力ですね」(戸田)。

プライスレスな生活の
豊かさが手に入る場所

消費者目線からマルシェの魅力を教えてくれたのはmachiさん。実際に家事も育児もこなす主婦の一人でもある。

「食材だけでなく衣・食・住、美・食・住に必要なものを自分でチョイスできる。マルシェにはこだわりを持った方が多いですから全部がつながってくるんですね。マルシェでそろえた食材で料理を作ると娘も喜んで食べてくれますし、キラキラとそして穏やかになっていく女性たちの姿をこれまでも見てきました。ナチュラルな生活に関心はあるけどヴィーガンやベジタリアンとまではいかない、いけない人にとってマルシェは本当に良いと思いますよ」(machi)。

そんな魅力的なマルシェを楽しむにはどうすればよいのだろう?

「遠くから眺めているだけでなく、自分から声をかけてみては。また、出店者さんだけでなく集まった人たちは世代を超えた同じ想いの方ばかりですからご縁が広がります。男性も肩書に縛られないご縁の輪が広がっていきますよ。試飲・試食、会話。一番はみんなで楽しむことです」(machi)。

「マルシェごとに特色がありそれぞれに出店者も雰囲気も違います。自分に合った気持ちの良い空間を見つけるのも楽しみの一つ。売り手と買い手、生産者さんたち出店者と来てくれた消費者が一緒に創り上げていくもの。そんな枠を超えて一緒に創り上げていくのがマルシェなんです」(戸田)。

マルシェの魅力と楽しみ方がわかれば、自分好みのマルシェをチョイスしてあとは出かけるだけだ。

12

関連記事

2017/08/30 | 編集部からのお知らせ

農業の先を行く 最先端・農ファッション

アクセスランキング

  1. 初めての家庭菜園、ミントを育ててモヒートを作ろう
  2. 千葉県八街市で収穫! 週末菜園クラインガルテン
  3. 自転車をこいで発電、囚人の刑期短縮に!?
  4. 2050年は江戸時代?未来に生きるための農業の在り方。
  5. 領土問題の解決法!?「積極的平和」でピース実現!
  6. 日本が世界に誇る伝統の農業! 世界農業遺産とは?
  7. 100人いれば100通りの意味「アグロエコロジー」って?
  8. 家賃3万円の別荘!? 週末田舎暮らしで移住体験!
  9. エネルギーと日本農業の問題を一挙解決! ソーラーシェアリングって?
  10. 全米が注目!最新農業都市モデル「アグリフッド」
SDGsTV 緑のgoo

雑誌

「EARTH JOURNAL」

vol.06 / ¥1000
2018.11.30 発売

お詫びと訂正