食・農活

食を学ぶ教育を、全ての公立校の必修科目にしよう!

一般社団法人エディブル・スクールヤード・ジャパン代表の堀口博子さんが、カリフォルニア州のバークレーで出会ったオーガニックに満たされる美味しい世界。美味しい世界の魅力と、その仕掛人アリス・ウォータース氏について語る。

一皿の中に答えがある

オークランドを含むバークレー周辺は、完全!と思えるほどオーガニックなエリアである。食べ物の素性(どこから来たか)は明確で、聞けば教えてくれるし、その生産者と会いたければファーマーズマーケットを訪ねればいい。

新鮮な在来種野菜や伝統種の果物の豊富さに驚き、草だけを食んで育った放牧牛の肉や、そのミルクで作ったアイスクリームにもありつける。話題のサードウェーブコーヒーも、チョコレートもラーメンだって、ことさら断りはないが、当たり前にオーガニックなのだ。

この町がなぜこのような町になっていったかを知りたければ、シャタック通り1517番地、創業1971年以来世界でただ1店舗のみであることを守り続け、「地元の食材を、農場から食卓への精神で提供する」レストラン、シェ・パニースでガーデンレタスサラダを注文することをお勧めする。その一皿の中にすべての答えがある。

シェ・パニースのオーナーは、言わずと知れたアリス・ウォータース氏である。彼女こそが、持続可能な未来を描く最も静かで平和で誰もが幸福になれる革命、「美味しい革命」を唱えた張本人なのだ。

「デリシャス・レボリューション」、なんてステキな響きなんだろう。武器を持って立ち上がる革命じゃなくて、ナイフとフォークを持って皆で食卓を囲んで世界を変えよう!という革命、こんな言葉をさらりと言ってのけるアリスが、今、一番に力を注いでいるのが「エディブル・エデュケーション」。

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