遠隔から水やりができる、インターネット対応植木鉢
2016/10/18
うまくいかない家庭菜園の悩みは、テクノロジーで解決。「planty」は、植物の生育環境をスマートフォンのアプリから把握し、遠隔から水やりなどができる植木鉢だ。
本体に埋め込まれたセンサーによって、植物の環境をスマートフォンのアプリから把握し、遠隔から水やりなどが行える世界初のインターネット対応植木鉢、「planty」。
「planty」開発のきっかけは、創設者がウズベキスタンにて野菜の温室栽培を立ち上げるプロジェクトに関わっていたとき、専門家によるサポートがあった年は栽培に成功し、専門家不在の年は栽培に失敗したという経験によるものだという。
農家に限らず、家庭菜園でも植物を育てるのは難しい。理由は、植物を育てるのに必要な知識がない、留守が多く世話をする時間がとれないというものだ。
「planty」は、植物を枯らすのを防ぐためにさまざまなテクノロジーサポート機能がついた植木鉢。
たとえば、太陽が足りていないとき、室温が高すぎるときなど、育てている植物に適した環境でないときは、アプリのアラート機能で知らせてくれる。植物の種類によって、必要な水やりの量や室温は異なるため、育て方や知識をサポートする。
植物を枯らさないためのplantyサポート機能(販売の際は日本語版になる)
乾燥して水やりが必要なときも、アプリで知らせてくれる。水タンクに水を貯蓄しておけば、外出先からもボタンひとつで水やりができる機能もついている。
アプリを登録すれば、一つの植物を家族や恋人と一緒に育てることも可能だ。
アプリから水やりを行う方法
「planty」は、クラウドファンディングサイト「GREEN FUNDING by T-SITE」にて予約販売を募り、目標金額を達成した。
現在、「planty」先行予約特設サイトで特別価格にて予約受付中。
専門家の知識を持った鉢植え、「planty」。創設者は、誰もが植物を育てられることができ、誰もが農家になれる世界を目指しているという。