女優・深川麻衣の”生きる土台を作る食”
2018/02/07
「朝の差し入れで、野菜たっぷりにチーズを挟んだサンドイッチがあれば、テンションが上がります」という深川さんは、食べることがとにかく大好き。家では煮物など、主にご飯に合うおかずをよく作るという。
誰がどこで作っているのかをよく見て買う。
やっぱり野菜は国産が良い。
乃木坂46を卒業し、女優として挑んだ今回の初主演映画では、“人との距離感”にこだわって役作りを行い、独特の恋愛観を持つパン屋で働く市井ふみ役を見事演じきった。スクリーンからは、パンのいい香りが漂ってくる。
「主人公との共通点ですか? ひとりで悶々と考えすぎて空回りするところかな。でも、大抵はお風呂に入って、ご飯を食べて、お布団に入ってよく寝ると、翌朝にはすっきりした気分で目覚めます」。
さすがは健康オタク。生きる土台がしっかり出来ている。
「スーパーで買い物をする時はどこ産の野菜かをよく見て選びます。野菜は輸入品より国産。みかんは地元の静岡
産につい手が伸びますね。日本の農家さんたちのおいしい野菜や果物、これからも応援しています!」。
DATA
「スキにならずに、スキでいる。」――独自の結婚観を持つ市井ふみ(深川麻衣)が、初恋相手の湯浅たもつ(山下健二郎)と偶然再会し、恋愛こじらせ女子の面倒な恋が動き出す。結婚をテーマにした“モヤキュン”ラブストーリー。
出演:深川麻衣、山下健二郎(三代目 J Soul Brothers)ほか
監督・脚本:今泉力哉
配給・「パンとバスと2度目のハツコイ」製作委員会。
2月17日よりシアタス調布ほかイオンシネマにて全国公開。
PROFILE
深川麻衣 ふかがわまい
1991年3月29日生まれ。静岡県出身。乃木坂46第1期生としてデビュー。
北海道JAきたそらとのコラボ企画「ふかがわまいプロジェクト」では、深川米の知名度向上と生産者の意欲向上に大きく貢献。
2016年6月に卒業後、女優としてドラマ「プリンセスメゾン」や舞台「スキップ」などに出演。映画『パンとバスと2度目のハツコイ』で銀幕デビューを果たした。
photo: Takehiro Ujiie text: Mikako Hirose
AGRI JOURNAL vol.06(2018年冬号)より転載