食・農活

園芸通なら持っておくべき3つの園芸ツール

花や野菜を育てる際に、どんな道具を使っていますか?園芸のために改めて道具を買い替える、というのは手間のようにも感じますが、高品質かつ高機能な道具は作業がしやすくなることも利点のひとつ。高機能なだけではない、日本特有の美しい園芸道具をご紹介。

職人が手仕上げする鋏なら
大切に収穫したくなる

小林製鋏 HARVESTER
江戸時代から続く日本有数の刃物産地「越後三条」の園芸鋏。職人が手仕上げした本格的な鋏は、鋭い切れ味を持ちながらも、扱いやすいサイズ。野菜やハーブの収穫作業が、これまでより丁寧になりそう。和室に置かれていても違和感がなさそうなのは日本製の証!? 6,500円

作業するたびに心ときめく
庭いじりの良き相棒

花園樹斎 軍手・松、竹、梅
松竹梅の色ごとに、古典紋様の「松の縞」「竹縞」「梅鉢」をモチーフにした滑り止めを施した可愛らしい軍手。長めに編み上げてあり手首までカバー。左手首には花園樹斎のロゴマークが入ったタグが付けられている。作業時に“ほっこり”できるアイテムだ。各1,500円

姿よし、使い勝手よし、
金物の町で生まれた水差し

花園樹斎 銅の水差し
金属加工の町・新潟県燕市で作られた銅の水差し。銅には殺菌作用があり、水をきれいに保つと言われており、和製園芸用品では古くから使われている。木を合わせたハンドルは手に優しく、注ぎやすい角度に成型されている。部屋に置けば和風インテリアに早変わり。18,000円

※このページに掲載されている商品価格は、すべて税抜きでの店舗販売価格です。

ご紹介したお店「中川政七商店 表参道店」

奈良の地で享保元年(1716年)に創業した中川政七商店のフラッグシップショップ。日本の工芸をベースにした、機能的で美しい「暮らしの道具」が揃う。洋服や現代に即した生活雑貨などの良品が幅広く揃う名店だ。
住所:東京都渋谷区神宮前5-43-7 1F
営業時間:11:00~19:00 休日:無休
TEL:03-3409-2260 公式HP


photo: Koichi Miura
text: Shinpei Kuniyoshi

『AGRI JOURNAL』vol.4より転載

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