これイケア!? 球状デザインの菜園で野菜栽培!
2017/05/03
家具量販店イケアの専門研究機関SPACE10は、3Dプリンティング技術を活用した菜園ソリューション「グロウルーム」を開発した。空間を有効に使った球状のデザインが注目を集めている。
球状の菜園ソリューションをイケアがオープンソース化
家具量販店イケアの専門研究機関SPACE10は、2017年2月、3Dプリンティング技術を活用した菜園ソリューション「グロウルーム」を開発した。
設計データをもとにCNCルーターで合板からパーツを切断し、パズルのようにつなぎ合わせていく仕組み。
設計データや組み立ての手順はウェブサイトでオープンソースとして公開されており、誰でも無料でダウンロードすることができる。
また、この“菜園”は、より多くの作物を栽培できるよう、空間を有効に使った球状のデザインが特長。スペースに制限がある都市部を含め、世界中どこでも野菜やハーブなどの食料を栽培できるソリューションとして、注目されている。
設計図やマニュアルを公式HPで無料公開
https://www.space10.io/journal/space10-open-sources-the-growroom
text: Yukiko Matsuoka
※『EARTH JOURNAL』vol.4より転載