地方・移住・旅

全国で大流行! 移住で叶える憧れの“小屋暮らし”

アメリカで生まれた「タイニーハウス(=小さな家)」ムーブメントが、日本でもじわじわと浸透中だ。ここでは、移住したら農作業の間にちょっとツカえる「小屋」を紹介しよう。あなたならどう使う?

森へ、海辺へ、田舎へ……
移動できるスモールハウス

日本ログハウス・オブ・ザ・イヤーをはじめ多数の賞を受賞。外壁、ウッドデッキはウエスタンレッドシダーを使った木造建築。設計から加工、建込、造作仕上げ、建具作りをすべて工房で完結させるため、設置は1日で完了。

キッチン、シャワー、トイレなどの水回りも取り付け可能で、「移住先で小さなお店を開きたい」なんて夢も叶えてくれそう。ゲストハウスやセカンドハウスとして使うこともできる。

 

KIBAKO ノッポ(キバコ ノッポ)
床面積:9.99㎡(ノッポ+ロフト)、価格:240万円(本体価格)
+オプション、別途工事費用<参考>ノッポ本体240万円+
ロフト15万円+ウッドデッキ、パーゴラ50万円+運搬設置費
25万円+基礎工事40万円+塗装工事20万円=390万円
HP:天城カントリー工房
TEL:0558-34-0555


愛用の農業グッズを詰め込んだ
自分だけの作業小屋

シンプルで無造作な外観が目を引く「まるごしの家」は、全面に国産杉を使用した内装でDIYも自由自在。棚やフックをカスタマイズして、こだわりの農業グッズを収納するのに最適だ。
もちろん強度や気密性、断熱性など人が快適に過ごすことにもこだわっており、人の身体的なスケールに近づけた構造で圧迫感の少ない空間を実現。農作業の合間、モノや情報からが解放されたシンプルなひとときを楽しめる。

 

まるごしの家
床面積:9.93㎡、価格:128万円~
内容:本体、構造材一式、基礎工事、屋根・外壁、建具一式、塗装
※その他、サイズやカスタマイズの相談も可能
HP:丸腰不動産
TEL:092-515-1664


撤去後は元の森に戻る
森に浮かぶツリーハウス

ベルギーの樹芸家と建築家によって生み出されたDom’up(ドムアップ)は、樹木に“吊るす”新感覚のツリーハウス。設営にかかる日数は約2日。
樹木を傷つけない設置方法なので、撤去後には元の森に戻る。25平米の広さは、大勢で集まるのにもぴったり。畑で採れた自慢の野菜を持ち寄ってパーティーをしたり、家具を設置して、自然のなかに浮かびながら、グランピングのように楽しんだりするのも◎。

 

Dom’Up(ドムアップ)
床面積:25㎡、価格:500万円(設置、送料別)
本体内容:デッキフロア、トップテント、インナーテント、昇降システム、ラダー、落下防止フェンス及びネット、付属品
HP:ネイチャーマインド
TEL:075-954-5165


text: Mikako Hirose

『EARTH JOURNAL』vol.4より転載

 

関連記事

アクセスランキング

  1. 初めての家庭菜園、ミントを育ててモヒートを作ろう
  2. 千葉県八街市で収穫! 週末菜園クラインガルテン
  3. 2050年は江戸時代?未来に生きるための農業の在り方。
  4. 自転車をこいで発電、囚人の刑期短縮に!?
  5. 領土問題の解決法!?「積極的平和」でピース実現!
  6. 家賃3万円の別荘!? 週末田舎暮らしで移住体験!
  7. ベランダでひと鉢から、エディブルガーデンの始め方
  8. 日本が世界に誇る伝統の農業! 世界農業遺産とは?
  9. 100人いれば100通りの意味「アグロエコロジー」って?
  10. 全米が注目!最新農業都市モデル「アグリフッド」
SDGsTV 緑のgoo

雑誌

「EARTH JOURNAL」

vol.06 / ¥1000
2018.11.30 発売

お詫びと訂正