エネ活・最新技術

太陽光発電で駆動 移動式足湯カーで復興支援! 

東松島市に、太陽光発電で駆動する「足湯カー」が現れた。東日本大震災復興支援の一環として、宮城県東松島市に寄贈されたものだ。

これは、イオンが2013年に実施した「クリスマスチャリティー募金」で全国の来客者から寄せられた募金を活用し、一般社団法人リバースプロジェクトの協力のもと製作したもの。東日本大震災復興支援の一環として、宮城県東松島市の産学官民連携組織「東松島みらいとし機構」に寄贈された。

足湯カーは2トントラックの荷台に、大人4、5人が座れる足湯スペースを備え、車両は木質ペレットボイラーと太陽光発電パネルを実装し、化石燃料に頼ることなく、地球環境に優しい足湯を提供。また、浴槽、その他什器は、東松島市で事業を営むみうら家具株式会社の木材を中心に、間伐材を積極的に利用している。寄せられた募金は、足湯カーの製作費に加え、稼動後一年間の運営費にも役立てていくそうだ。

今後は、利用者同士が会話を楽しみながらリラックスできるコミュニティスペースとして、仮設住宅や、地元のイベントなどでも積極的に活用していく意向だという。

環境にも考慮し、復興を願った人々の想いも、届けてくれる足湯カーは、被災地の心も身体もあっためてくれるのではないだろうか。


イオン株式会社
http://www.aeon.info/


Text>>中田桃子

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2017/11/27 | 地方・移住・旅, | 社会・環境

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