食・農活

観光客年間300万人! 米セントヘレナの食文化

アメリカでは都市でも地方でも地域活性につながる、農業ムーブメントが起こっている。今回はセントヘレナ島で行われている取り組みについて紹介する。

小さな村に世界から人が集まる
ワインと食のイノベーション

米カリフォルニア州セントヘレナは、人口6000人ほどの小さな村でありながら、数多くのワイナリーが集まる代表的なワインの産地。

19世紀後半以降、ワインの生産が盛んになるにつれて、食文化も多様に進化してきた。地元の食材を活かした料理の数々は、上質なワインとともに米国内外のグルメたちを魅了。この村を訪れる観光客は年間300万人にのぼる。

ワインと食をゆったり楽しむ地域として人気を集め、アグリツーリズムの地として栄えてきたセントヘレナは、近年、食の研究拠点としても注目されている。2015年2月には、食に特化したビジネススクールが開校。シェフやデザイナー、起業家ら、多様な人材が集まり、地元の農業と豊かな食文化、テクノロジーを融合させた、新しい食のビジネスモデルを生み出しはじめている。

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文/Yukiko Matsuoka

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2017/11/27 | 地方・移住・旅, | 社会・環境

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