移住せずに農業を楽しむ ’都合の良い’古民家付き農場
2016/09/17
都合のいい時に都合のいい「農的ライフ」を、しかも泊まりで楽しめる〝古民家にも泊れる会員制農場「FARM CAMPUS」〞を中心とするサービ「FARM&」を紹介。
わがままライトに楽しむ
「農的ライフ」入門プラン?
千葉県の外房・九十九里エリアは、都心からクルマで約1時間半。手頃な価格の古民家物件などが数多く残っていることから、近年移住先としても人気が高い、いわば「近くの田舎」。しかし、移住しなくてもそんな外房・九十九里エリアの魅力を、ライトかつわがままに楽しむ方法がある。
昨年秋にスタートした「FARM&」は、都合のいい時に都合のいい「農的ライフ」を、しかも泊まりで楽しめる〝古民家にも泊れる会員制農場「FARM CAMPUS」〞を中心とするサービス。農場(Farm)と(&)、ユーザーが選ぶ「何か」……それは例えば、サーフィンだったり、あるいは仲間とのバーベキューだったり。ヨガのワークショップやヒマワリ畑の散策、ちょっとワイルドに、外房ならではの地引き網漁だったりするかもしれない。とにかく自分が〝ワクワクする何か〞を農業体験に組み合わせて楽しめる。会員制農場は、よくある区画が割り当てられるタイプではなく、専属農家が管理する、60品目もの野菜が作付けされた広大な畑で、好きなときに作業を手伝うというスタイル。
会員には毎月定期便で、農薬や化学肥料を一切使わない畑で採れた野菜が送られてくるほか、農業用具やバーベキューセットの無料貸出し特典も用意される。
さらにクラブハウスと呼ばれる古民家に宿泊もできるので、無理して早朝に出発したり、農作業で疲れた後に、眠気を抑えて渋滞を乗り切る……なんて心配もしなくていい。土と触れ汗を流す農作業体験はしたいけど、継続的な畑のメンテナンスは時間的に難しい、せっかく子供と一緒に過ごす時間をもっと有効に活用したい……そんな家族も、手軽に農的ライフを楽しめるのだ。
興味がある農業体験、古民家の生活、そして田舎暮らし……まずはその美味しいところ=ワクワク感だけわがままに味わえるなら、こんなサービスから始めてみてもいいかもしれない。
専属農家がばっちり面倒をみている農場には、好きなときにでかけて、農作業を手伝うことができる。「自分の畑」の心配が不要なのは、初心者には安心。
併設されるカフェ「Nora」では、農場で採れた野菜をメインにしたオススメメニューのみを用意。営業は土・日・月曜のみだが、ランチを楽しみに通う地元の子連れママも。
会員制古民家付き農場
「FARM CAMPUS」
千葉県長生郡長生村一松丁174番地
farmcampus.jp
※会員登録URL farm-and.co
宿泊予約:www.airbnb.jp/rooms/6057774?s=5FP0wi_i