食・農活

キテマス! 人気店の農的グルメ♪

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“おいしい”の秘訣は実は肥えている東京の土と人

住宅街に突然出現したビニールハウス群の前で、田無グリーン倶楽部・代表の三原大介さんが出迎えてくれた。

畑のほうれん草と小松菜は青々と美しく育ち、食べてみるとしっかりとした歯ごたえと甘みがある。おいしさの秘密は、野菜の旨味を育む土にあるという。

先代は、ほうれん草の生産において土づくりで功績を残した人物。そのノウハウをベースに改良を重ね、年に2回の土壌検査を行うなどして肥えた土を保つための管理を欠かさない。さらに“取れた日の翌日には食卓に並ぶようにする”というほど鮮度にもこだわっている。

「お客さんは新鮮な野菜が美味しいとわかっています。地元野菜だからといって高額なのはいけない。市場と同じ価格で、新鮮な野菜を届けることに意味がある」。

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生産と鮮度へのこだわりは、経験の中で見聞きした“消費者の気持ち”がベースにある。実は彼、スーパーの西友の元社員という経歴を持ち、バイヤーや現場責任者として10年以上、敏腕を振るっていたという。「消費者、売り手、生産者の気持ちがわかれば、これほど強いものはないです」。――会社員時代に培った商談力やマーケティング力を武器に、倶楽部と企業との交渉をまとめている。

「正月以外は362日間、働いてる」と言いつつも、いかにも楽しげな姿を見ていたら、不意に「みのる食堂」でほうれん草を頬張る子連れママの姿が浮んだ。そして両者の笑顔が重なったとき、彼が野菜に込めた愛情は食堂のスタッフを通して生活者に受け継がれていることを実感した。

みのる食堂
東京都中央区銀座4丁目6-16
銀座三越9F 銀座テラス
営業:11:00~23:00
TEL:03-5524-3128
みのる食堂ホームページ

 


PHOTO: TOSHIHIRO  NUMAJIRI

『SOLAR JOURNAL』 vol.13より転載

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2016/05/30 | キーパーソン

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