地方・移住・旅

福島で農業体験、復興を応援しよう!

原発災害の現状を知り、復興を応援する、福島の方々と共にこれからの未来を考えるスタディツアーが今年も開催。農家さんと交流しながらの農業体験や農泊も魅力のひとつだ。

ツアー先である福島県の東和地域は、元々農業が盛ん。長年の有機農家も多く、有機や減農薬への意識も高いうえ、グリーンツーリズムも賑わっていた。

震災から2年後、「今の福島」を知りたいと思う消費者と、福島とを繋ぐ架け橋として、HISは放射能測定器を携帯した福島でのスタディツアーを実施。以来、年3~4回のペースを維持する。次第に参加者同士のつながりが深くなったり、福島へのリピーターが増えたり。なかにはツアー先に就農をした若者もいるというから、このツアーの充実度が伺える。

のべ300名ほどの参加者は、世代層が広く、比較的男性も多い。1人参加者も多いが、研修旅行として活用する企業も。報道ではわからないことを自分の目で確かめるため、世界に福島の現状を伝えるため、自然の中で農業体験をするため……テーマは人それぞれで深い。

ツアーでは、美しい里山の景色が広がる地域で農家に泊まって、農作業を体験し、田舎に帰ってきたような心温まる交流の中、地元の人々の等身大の思いに触れることができる。興味のある方は、ぜひ参加してみては?


福島の今を知り、私たちの未来を考える2日間

【新宿発】31600円〜32400円(大人お一人様/3~6名1宿利用時)
<福島スタディツアー 農体験スケジュール>
□5/27(土) 田植え、かぼちゃ種まき、トルコキキョウ手入
□9/30(土) 稲刈り、かぼちゃ収穫、トルコキキョウ収穫

Web募集締切:出発2日前 23:59まで。Web募集締切後のご予約はお電話でお問合せください。


text: Kaori Kitasuka

※「EARTH JOURNAL vol.4」より転載

関連記事

2017/11/27 | 地方・移住・旅, | 社会・環境

カンボジアで農業体験! 海外で価値観を広げよう!

アクセスランキング

  1. 初めての家庭菜園、ミントを育ててモヒートを作ろう
  2. 全米が注目!最新農業都市モデル「アグリフッド」
  3. 半農半X――加藤登紀子とYaeの生き方
  4. 領土問題の解決法!?「積極的平和」でピース実現!
  5. 日本が世界に誇る伝統の農業! 世界農業遺産とは?
  6. 2050年は江戸時代?未来に生きるための農業の在り方。
  7. 2050年までに電力自給率100%! 檮原町の課題は?
  8. 【11/19まで】次世代漁業ライフ&ビジネス専門誌『FISHERY JOURNAL』支援者様募集中!...
  9. 憧れの田舎暮らし! 移住体験ができる人気宿7選!
  10. 連続テレビ小説「ひよっこ」有村架純、もう1つの顔
SDGsTV 緑のgoo

雑誌

「EARTH JOURNAL」

vol.06 / ¥1000
2018.11.30 発売

お詫びと訂正