自作営農型農園、女子会……魅力溢れる有田川町!
2017/01/05
和歌山県有田川町は活気ある人々と美しい棚田の町。その中から今回は魅力的な人々をご紹介!
和歌山県有田川町の多彩な
地域おこし、なう。
和歌山県の中部にある有田川町は、人口約2万7000人の山間にある町だ。
名産はみかんと美しい棚田などだが、本誌読者なら2014年に同町でスタートした、アメリカ・ポートランドを手本とする住民主体の町づくりプロジェクト「有田川という未来ARIDAGAWA2040」を挙げた方が、ピンとくるかもしれない。
今回、そんな有田川町を訪れたのは、別のイベントで知り合った、地元の活性化について、やけに〝熱く〞語る若い役場職人が印象的だったから。彼のアテンドで、独自のアプローチで地域の活性化に取り組むキーパーソンを訪ね、さまざまな話を伺うことができた。
共通して感じたのは、(先の若き役場職員も含め)そのバイタリティだ。みなそれぞれがごく自然体でありながら、驚く程のパワーの持ち主ばかりなのだ。短い滞在で、同町の魅力のほんの一部を垣間みたに過ぎないけれど、帰る頃にはすっかりこの地のファンになってしまった。
イチから自分でソーラー
みかん農家「三孝農園」三枝孝裕さんは、倉庫に10kWのソーラーシステムを設置したことをきっかけに、みかん畑の日照条件に着目。
約一反の畑にソーラーシェアリング設備を自作してしまった。
女子力POWER UP中!!
「女子力」を地域に活かそうと立ち上がり、風情あるゲストハウス「もらいもん」を始めた楠部睦美さん。仲間と「有田川女子会UP Girls」を立ち上げ、ヨガのワークショップやウォーキングイベントなどの活動も行っている。
text: Moriyuki Hatayama(partisan)
※『EARTH JOURNAL』vol.3より転載。