子供たちが使うカバンが、ソーラーで光る机に変身!
2016/01/12
発展途上国の子供たちが学校に持って行く黄色いカバン。そこには教育環境を変えるアイデアが隠されていた。
通学用のカバンと勉強机を合体させた「YELO(イエロ)」。これは、電気がない農村地区の学校に通い、床上で勉強するインドなどの発展途上国の生徒のためにデザインされたアイテムだ。
5kgまでの荷物を収納でき、学校や自宅では勉強机として使うことができる。30~35°の角度を付けられるので、勉強時の読み書きに最適。また、人間工学に基づいた姿勢を保てる設計にもなっている。太陽光発電によって光るLED(発光ダイオード)ライトが付いており、1回の充電で6~8時間の使用が可能だという。
途上国の教育の現場を変える、貴重なアイテムだ。
Prayas Innovation
http://www.prayasinnovation.com/
文/大山真理
『SOLAR JOURNAL』vol.12より転載