食・農活

米屋を通して人がつながる「つながる米屋 コメタク」

「好き」を探すことで違いを知る

<米を食べ比べ、自分がどの米を好きか考える中学生たち>

 

コメタクの活動で大切にしているのは「好き」という気持ちだ。地域の中学校で行う食べ比べの出張授業にもその想いはあらわれている。お米を通じて自分の「好き」に向き合ってほしいという願いから、おいしさを判断するのではなく、「好きなお米はどれでしたか?」と問いかける。生徒たちは質問に答えるため、味や香り、硬さを味わいながらお米を食べる。初めはピンとこない顔で食べている生徒も、いくつか食べ比べるうちにお米の違いに気が付く。

「授業後、生徒から“またコメタクがしたいです!”という感想をもらって、”コメタク“は米屋の名前だけでなく、お米について考える時間そのものになっていたことに驚きと、広がりを感じました」(吉野さん)。

非日常のお米が、毎日を特別にする。

<5月にリニューアルしたギフトセット。自分用にも、プレゼントに送っても◎>

 

そんなコメタクが今注力しているのが、インターネットショップ上での米の販売だ。5月8日より発売を開始した「食べ比べセット」は、3種類のお米が2合ずつ詰められていて、これらは吉野さんが内野町で一番初めに食べ比べをしたときと同じ種類だ。ギフトセットなので、自分で炊いてもよし、誰かへの贈り物としてもよしという商品。「普段食べている米と異なる部分を感じて、普段の食事も“面白がって“ほしい」(吉野さん)。コメタクの活動自体は、日常を特別にする。だけれども、その特別があるからこそ普段のくらしをうれしく感じることができる。その機会をコメタクはこれからも提供し続けるだろう。


コメタク


text:Yuko Terao

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