農業の先を行く 最先端・農ファッション
2017/08/30
着やすく、丈夫で、おしゃれ! 先人たちが紡いだ技術や意匠、記憶をも含んだ素材を現代のファッションに昇華させたアイテムを紹介。「技術と伝統を繋ぐ一着」に出会える!
気負わず着られる
普段着和装に甚平のススメ
和ROBExBIGJOHNxSURT DENIM JINBEI INDIGO
¥30,000
普段着として取り入れたくなる現代の和装スタイルを提案する「和ROBE」が、アパレルブランドSURTとデニムメーカーの老舗BIGJOHNとコラボレーションし、通常では展開しない甚平を発表。さりげないデザインは花火大会などのイベント時だけでなく、普段の暮らしにもなじむ1枚。半纏とイージーショーツのセット。
問/TROVE
久留米絣の心地良さが
リラックスウエアの新定番に
儀右ヱ門(ギエモン)もんぱん エ732
¥9,000
日本三大絣のひとつ、久留米絣のもんぺに、現代風のデザインを取り入れた「もんぱん」。200年続く伝統の技法で、現代風の柄やカラーリングを実現。着るほどに肌に馴染み、風合いの良い生地は着心地も抜群だ。デニムに多く用いられる技術で縫製されているため、屋外でも安心して着られる。
問/オカモト商店
地下足袋と草履の融合を
西洋の伝統技術が彩る
≪義志≫足袋草履
¥24,000
伝統と革新の境界を取り払い、日本人ならではの服飾デザインとスタイルのあり方を追求するブランド「義志」の足袋草履。スペインの革職人が染め上げた上質なベロア革を使用した、地下足袋底のストラップ草履は、長時間の歩行でも安定感のある履き心地。まさに和と洋の伝統技術がマリアージュした一足だ。
問/フリウ
武士の勝かちいろ色を纏って。
藍染剣道着がキャップに
W@nder Fabric KENDOCAP TYPEーA
¥8900
着物生地の魅力を掘り起こしキャップを制作するW@nder Fabricから、武州正藍染の高級刺子生地のキャップが発売。創業明治5年の小島染色工業が剣道着として製作する希少な最高級織物を使用。ふっくらと厚みのある生地に、洗いをかけたヴィンテージ感のあるブルーで普段のワードローブにも取り入れやすそう。
問/W@nder Fabric
text: Makiko Fukuda
『AGRI JOURNAL』vol.4より転載