エネ活・最新技術

太陽光発電で駆動 移動式足湯カーで復興支援! 

東松島市に、太陽光発電で駆動する「足湯カー」が現れた。東日本大震災復興支援の一環として、宮城県東松島市に寄贈されたものだ。

これは、イオンが2013年に実施した「クリスマスチャリティー募金」で全国の来客者から寄せられた募金を活用し、一般社団法人リバースプロジェクトの協力のもと製作したもの。東日本大震災復興支援の一環として、宮城県東松島市の産学官民連携組織「東松島みらいとし機構」に寄贈された。

足湯カーは2トントラックの荷台に、大人4、5人が座れる足湯スペースを備え、車両は木質ペレットボイラーと太陽光発電パネルを実装し、化石燃料に頼ることなく、地球環境に優しい足湯を提供。また、浴槽、その他什器は、東松島市で事業を営むみうら家具株式会社の木材を中心に、間伐材を積極的に利用している。寄せられた募金は、足湯カーの製作費に加え、稼動後一年間の運営費にも役立てていくそうだ。

今後は、利用者同士が会話を楽しみながらリラックスできるコミュニティスペースとして、仮設住宅や、地元のイベントなどでも積極的に活用していく意向だという。

環境にも考慮し、復興を願った人々の想いも、届けてくれる足湯カーは、被災地の心も身体もあっためてくれるのではないだろうか。


イオン株式会社
http://www.aeon.info/


Text>>中田桃子

関連記事

2016/10/17 | 編集部からのお知らせ

雑誌『アースジャーナル』vol.03 発売中!

アクセスランキング

  1. 初めての家庭菜園、ミントを育ててモヒートを作ろう
  2. 全米が注目!最新農業都市モデル「アグリフッド」
  3. 2050年は江戸時代?未来に生きるための農業の在り方。
  4. 自然の恵みを感じよう! 森の中で楽しく暮らすコツ
  5. 領土問題の解決法!?「積極的平和」でピース実現!
  6. 自転車をこいで発電、囚人の刑期短縮に!?
  7. 日本に根付く天然資源「稲わら」の活用法とは?
  8. 伝統的な作り方に回帰した天然酵母パンの秘密とは?
  9. 野菜で着色!? 無添加アイシングクッキーを作ろう!
  10. 千葉県八街市で収穫! 週末菜園クラインガルテン
SDGsTV 緑のgoo

雑誌

「EARTH JOURNAL」

vol.06 / ¥1000
2018.11.30 発売

お詫びと訂正